建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2007年4月号〉

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人と環境に優しい団地整備を図る

士別市市営住宅北部団地Ｄ棟建設事業

北部団地は市街地北部に位置し、北の入り口としてのシンボル的役目を果たす団地となっており、全体戸数は１５２戸で昭和４４年から昭和４７年に建設されましたが、全ての住戸が耐用年限の１／２を既に経過していることから、老朽化が著しく狭小であること、又、高齢化率も高く若年者とのコミュニティの形成が図られるよう、さらに雪対策にも充分配慮し豊かな北国の住文化の形成を図るため、建て替え事業を実施し居住水準の向上と良好な住環境の整備を図ることにしました。

北海道環境共生型公共賃貸住宅整備指針に基づき、住棟は外断熱を採用することにより駆体の長寿命化と省エネルギーに配慮、ライトコートによる住戸内通風の確保、カバードウォークによる除排雪の軽減、段差の解消及び敷地内を緑化し駐車場は透水性舗装によって雨水を地下浸透させ、人と環境に優しい団地整備を実施する。 また、適切な型別供給を行い平面プランの単純化、工法・設備の合理化、内装に係わる仕上げ及び納まりについては簡略化をしコストの縮減に配慮しています。