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中国地方整備局岡山国道事務所が進めてきた岡山西2工区共同溝第4工事がいよいよ完了を迎えている。この事業は岡山西バイパスの地下に施工されるもので、岡山市野殿地内から同市北長瀬地内までの848メートル。管路延長は829メートルで、内径はA3,950ミリ。
この工事の特徴は、重要構造物である山陽新幹線、山陽本線の直下をシールドマシンで通過したことや、シールド残土はリサイクルするため「エコスクリュー工法」が採用されたこと。また、ビット交換にかかる手間とコストが縮減できる「シャークビット工法」や、工事の安全性を高めるためにシールド機で直接鏡切を行う「SEW工法」が採用されたことだ。施工は五洋建設(株)が担当した。