建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2007年1月号〉

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いよいよ中央環状品川線に着工

――都心環状線が完結へ

東京都 第二建設事務所 中央環状品川線

東京都は中央環状品川線の施工に着手した。この路線は総延長47kmの中央環状線の南側部分を形成し、高速湾岸線から分岐した後に目黒川と環状6号線山手通りの地下をトンネルで北上、中央環状新宿線と高速3号渋谷線に接続する路線だ。
これが完成すると、都心環状線の慢性的渋滞が大きく緩和されるため、一般道路の混雑も解消されることで沿道環境も改善される。
施工は、都第二建設事務所が施工する街路事業と、これまで首都高速の整備運営を担ってきた首都高速道路(株)の有料道路事業とで、片側ずつ併行して進められる。現在は起点となる品川区八潮三丁目地区において、(株)大本組が準備工としての立坑に着工しており、それが完了すればシールドマシンによって本体掘削が開始される。

















 ●中央環状品川線大井北発進立坑設置工事

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