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工事名 釧路根室圏総合体育館 竣工予定 平成20年9月29日 (建物本体及び屋外付帯工事) 建設位置 釧路市広里(釧路大規模運動公園内) 構 造 鉄骨鉄筋コンクリート造3階建 延床面積 1階 9,523.98m2 2階 4,101.03m2 3階 2 444.64m2 計 14,069.65m2 建築面積 9,534.62m2 工事金額 47億8千万円(本体、外構、備品等含) |
釧路市は釧路大規模運動公園内で、釧路根室圏総合体育館の建設を進めている。釧路大規模運動公園は、東北海道の拠点運動総合公園として市民の体力増強、健康促進など、各種スポーツ施設や自然とふれあう憩いの場として整備されてきた。
新設される総合体育館は、老朽化した厚生年金体育館に変わるもので、市民から早期建設が切望されていることを受け、平成16年度に釧路・根室圏の15市町村が共同で、釧路・根室圏域における広域スポーツ拠点施設の整備を展開することとなった。これによって、スポーツを通じた地域コミュニティの形成や、青少年の健全育成、生涯スポーツ活動の推進、競技スポーツの振興など、地域の活性化が期待される。
施設概要は、メインアリーナ、サブアリーナ、多目的室、トレーニング室などを備え、道内の総合的な体育館施設としては、札幌市にある道立総合体育館「きたえーる」に次ぐ規模となり、名実ともに釧路根室圏域のスポーツの拠点施設となる。それだけに、全道・全国大会などの本格的な大会や、4千人以上の大規模イベントなども可能だ。
トレーニングルームは、健康志向、フィットネスブームなどの時代背景から360m2という「きたえーる」と同規模のスペースを持たせた。エアロバイクなど持久力系マシン約30台、筋力系マシン12機種のほか、フリーウェイトなど競技選手向けの機器も備え、一般者のフィットネスから、合宿訓練などの需要にも応えることができ、トレーナーなどの専門スタッフも常駐することで、誰もが気軽に利用できる。ロビーには、高さ12mのクライミングウォールもある。
なお、釧路湿原国立公園の隣接地に建設されるため、自然観察の出来る散策デッキなども整備し、また3階には、湿原、雌阿寒岳・雄阿寒岳や市街地が一望できる展望室も設置する予定だ。