建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年11月号〉

ZOOM UP

北海道経済の発展を担う港湾整備が鋭意継続中

北海道開発局 小樽開発建設部 小樽港湾事務所


▲新道東舗装外一連

 小樽港湾事務所は、重要港湾の小樽港、石狩湾新港、第3種漁港の古平漁港、美国漁港、第4種漁港の余別漁港の計5港を整備している。
 小樽港は、農水産品をはじめとする貨物の輸出入及び移出入やフェリー航路により、北海道の観光や産業経済の発展に大きな役割を担っている。同港では現在、荒天時に船舶が安全に停泊できるよう、老朽化している北防波堤の改良工事を進める。
 石狩湾新港は、札幌市を中心とする道央圏の物流拠点として重要な役割を担っている。今年度末には多目的国際ターミナルの供用を開始する予定。また泊地において浚渫土砂の陸上処理、港内の防砂堤(東)の整備も進める。
 古平漁港は、冬期における除雪作業の軽減、就労環境の向上を図る防雪施設を備えた船揚場の整備を継続する。
 美国漁港は、消波工の沈下で越波している北防波堤の改良を継続していく。
 その他、余別漁港内の隘路解消、拡張を行っている港奥部の物揚場の改良、護岸、道路の整備を引き続き進めていく。

▲小樽港北防波堤 ▲石狩湾新港防砂堤 ▲美国漁港


●小樽港北防波堤改良工事 ●石狩湾新港建設工事
近藤工業株式会社 吉本・協成 経常JV
●石狩湾新港土砂運搬工事 ●古平漁港船揚場防雪施設増築工事
近藤・阿部 経常JV 株式会社福 津 組
●美国漁港北防波堤改良工事   
近藤工業株式会社  


HOME