建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年11月号〉

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港内整備の促進で漁獲量の向上に期待

北海道開発局　釧路開発建設部　根室港湾事務所

▲落石漁港船揚場建設工事 ��取レｰル部床版コンクリート型枠組		▲根室港（花咲）工事　中割意石投入		▲羅臼漁港工事

　根室港湾事務所は、今年4月1日の機構改革で、重要港湾である根室港、地方港湾の霧多布港、第3種漁港の落石漁港及び第4種漁港の歯舞、温根元、羅臼漁港を所掌することになった。
　根室港は、サンマ漁等の盛漁期における漁船の輻輳及び滞船・多層係留の形態を解消するため、小型船溜まりの整備を継続し、平成21年の完成を目指す。
　霧多布港は、利用漁船の修理等における上下架時の安全を確保するため、船揚場改良並びに港湾貨物の効率化を図る臨港道路の整備を図る。
　落石漁港は、既存の船揚場が老朽化し、また隘路となっているため、他港の施設や民間施設への上架を余儀なくされている。そのため、新たな船揚場及び周辺道路の整備を実施し、今年秋頃の供用を目指している。
　その他、歯舞漁港では18年の完成を目指した西防波堤の整備や既存道路の改良、温根元漁港の東護岸整備、羅臼漁港では用地不足の解消や衛生管理対応となる低温清浄海水及び屋根の整備を目的とした、全天候型埠頭の整備も進められている。