建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年11月号〉

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美幌バイパス完成

オホーツクの空の玄関口　女満別空港へのアクセス向上

北海道開発局　網走開発建設部　網走道路事務所

▲R39 美幌町 美幌道路維持除雪外一連工事		▲R39 美幌町 高野登坂車線設置工事		▲R240 津別町 本岐道路修繕工事

　網走道路事務所は、網走市を中心とした一般国道39号、238号、240号、243号、244号、334号の6路線220kmを管轄し改築・維持・修繕・交通安全対策事業等を行っている。
　昨年7月、一般国道39号　美幌バイパスは北海道横断自動車道の高速機能を代替する一般国道の自動車専用道路として全線を供用した。本路線の開通により、遠軽・北見方面から女満別空港へのアクセスが向上したほか、国道が集中する美幌市街地の沿道環境が改善するなど様々な効果を発揮している。
　また、昨年は事務所管内の国道が東オホーツクシーニックバイウェイに指定されたこともあり、一般国道39号線の沿線にある故・黒沢明監督作品「夢」の撮影舞台となった「メルヘンの丘」周辺をビューポイントパーキングとして整備した。このような道路の魅力を再発見し育てる取り組みを今後も継続していく。
　今年度工事としては、一般国道240号津別町本岐において、もともと道路山側法面の補修工事が必要であったが、コストの比較とより安全性を確保する観点から、隣接する町道、道道を国道に昇格して線形改良し付け替える工事を行っている。また、一般国道39号美幌町高野では、登坂車線の設置を進めている。その他、安全で円滑な交通を確保するため、道路維持修繕事業や雪寒（除雪）事業、交通安全施設及び道路情報提供施設等の整備を行っている。