建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年10月号〉

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苫小牧港と白老港の岸壁整備で流通機能を促進

北海道開発局　室蘭開発建設部　苫小牧港湾事務所

▲苫小牧港西港区勇払-12m岸壁改良工事 上部工撤去作業		▲白老港西外防波堤外建設工事 ケーソン据付作業

　苫小牧港湾事務所は、特定重要港湾である苫小牧港と地方港湾の白老港を所管し、整備を行っている。同事務所の目標は、今年度はネットワーク機能の強化、地域の活性化及び個性の発揮、暮らし・自然・景観との融合、安全・安心な暮らしの実現を基本にしている。
　苫小牧港は、老朽化した勇払地区の水深12m岸壁の機能回復、荷役作業の安全性を向上させるため整備を進めている。また、商港地区の老朽化した水深7.5m岸壁の機能回復で、イベント船や旅客船、荷役待ち船などに対応するため、岸壁の改良工事を進める。
　白老港は、岸壁、水深、荷捌き用地の不足により、効率の悪い物流形態を改善し、企業の業務拡大による新規の貨物取扱などに対応するため、国内物流ターミナルの整備を進める。
　その他、東港地区では中央水路地区の水深14mの多目的国際ターミナルにおいて、整備を行っていく。

▲白老港護岸（防波）外ケーソン製作工事 製作作業全景		▲苫小牧港西港区勇払-12m岸壁改良工事 上部工撤去作業