建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年10月号〉

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経営計画2004に基づいた事業展開で都民生活の維持向上に寄与

効率的・効果的な下水道整備で安全かつ快適な都市基盤整備を図る

東京都下水道局 中部建設事務所


▲再構築クイックプランの対策イメージ図
▲雨水整備クイックプラ居の対策イメージ図 ▲善福寺川流域のイメージ


 中部建設事務所は、経営計画2004に基づき、効率的かつ効果的な事業展開を進めている。管轄区は、台東区、中野区、荒川区、練馬区、文京区、杉並区、豊島区、板橋区、千代田区、新宿区、世田谷区、渋谷区、北区の計13区にまたがり、管轄面積は17,916haとなる。事業主体としては、これまでの大規模な幹線整備から、より身近な管渠網の整備へ移行しつつあり、お客さまへの対応・説明責任の遂行など、より細かな取り組みを実施していく。
 三河島処理区は、隅田川と神田川に囲まれた台東区・荒川区の全域、文京区・豊島区の大部分、千代田区・新宿区・北区の一部を対象としている。都内で最も早く普及した処理区で、管渠の8割が耐用年数を超えているため、再構築事業を主体として、老朽化対策と合わせた排水能力の向上に努めている。
 落合処理区は、新宿副都心を含む城西地域を受け持つ処理区で、下水の自然流下に適した傾斜地形のため、処理区内に雨水ポンプ所が1箇所も無いのが特徴である。
 同処理区は、神田川上流、妙正寺川及び善福寺川を雨水の排除先としており、浸水対策と合流改善を主体とした事業を進めている。
 新河岸処理区は、区部の城北地域を受け持つ処理区で、同処理区の計画面積(10,474ha)は、最も大きい森ヶ崎処理区(14,675ha)に次いで大きな処理区である。
 新河岸川を排除先としている同処理区では、浸水対策の事業を主体として進めている。
 同事務所では今後も、安全かつ快適な都民のための生活維持に重要な下水道整備に邁進し、東京の都市基盤整備に貢献していく。



●北区中里1丁目、西ヶ原4丁目付近際構築工事/戸田・村本建設jv――――――――――――――――――――――――――
本社/東京都中央区京橋1-7-1
tel. 03-3535-1354
東京支店/東京都千代田区二番町3-4
tel. 03-3238-2125
●台東区上野6丁目、東上野2丁目付近再構築その2工事 ●有楽町地下通路工事
本社/東京都港区芝2丁目3番8号
tel. 03-5476-1705
本社/東京都新宿区西新宿1丁目25-1新宿センタービル
tel. 03-3348-1111

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