建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年10月号〉

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国道36号・453号の道路整備が進行中

北海道開発局 室蘭開発建設部 室蘭道路事務所

▲室道 登別市登別改良工事 ▲室道36号室蘭市外区画線設置工事

 室蘭道路事務所は、白老町、室蘭市、登別市、伊達市の3市1町を所管・監理しており、一般国道36号、37号の総延長82.7km、そして一般国道453号の蟠渓道路の改築を行っている。
 一般国道36号『登別拡幅』は、交通混雑の緩和、道路交通の安全性を目的とした狭小トンネルの解消で、通行の確実性の向上を図る。平成元年度から着手された同事業は、白老町虎杖浜〜登別市本町間の延長4.6kmの4車線拡幅事業として進められている。今年度は、山側の新橋を設置予定。
 また、同橋前後の改良工事を行う計画だ。
 一般国道453号は、幅員狭隘及び線形不良の改善、大雨による通行規制区間や道路の防災点検箇所による要対策箇所を解消。安全性と通行の確実性を向上させ、地域や観光などの支援、さらに有珠山災害時における避難路・迂回路としての機能を確保していく。事業区間5.4kmのうち通行規制区間が2箇所あり、完成すれば通行規制を解除する。今年度は、北湯沢橋の床版及び橋台に取り付く擁壁、土工工事により仮橋の撤去作業を行う。
 一方、維持管理事業では白鳥大橋の保守管理や、交通安全事業、積寒事業、修繕事業を行い、さらなる交通の安全・円滑な流れの確保を図っている。



●一般国道36号室蘭市外区画線設置工事 ●一般国道36号登別市登別改良工事
北海道道路産業株式会社 株式会社草塩建設
●一般国道36号登別市登泉橋上部工事
ドーピー・日本鋼弦 経常jv

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