建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年9月号〉

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美深道路維持事業所と音威子府道路建設事業所を士別道路事務所に統合

北海道開発局 旭川開発建設部 士別道路事務所


▲r275 美深町美深橋補修工事

事務所の概要

 士別道路事務所は、18年度から従来の美深道路維持事業所と音威子府道路建設事業所を統合し、名寄市、士別市、中川町、音威子府村、美深町、下川町、剣淵町、和寒町の2市、5町、1村を所管することになった。
 管内では、40号、239号、275号、高規格道路名寄バイパスの4路線、合計238.1kmの道路改良と道路維持を行っているほか、音威子府バイパス及び北海道縦貫自動車道の、士別・剣淵ic〜士別市多寄町までの現地調査、計画を進めている。
 名寄バイパスは、計画延長19.5kmのうち、名寄市徳田から智恵文までの12.7kmが14年度までに供用開始しており、今年度は名寄市親和までの4.2kmを延長し、合計16.9kmを供用する予定だ。これによって、供用率87%となる。
 一般国道は、名寄市街地の40号において16年度から実施してきた深名こ線橋の撤去工事を今年度に完了する。
 同じく、16年度から実施してきた275号の美深町天塩川に架かる美深橋(l=338m)の拡幅工事も年度内に完成する。
 その他の一般国道は、維持除雪工事、橋梁の耐震対策、駐車帯整備、防雪対策、歩道設置、標識設置、舗装補修を実施する。

今後の事業展望

 名寄バイパスは、今秋の供用延伸に引き続き、美深icまでの2.1km区間の早期供用を目指し、来年度以降も事業を継続する。
 音威子府村から中川町に至る延長19kmの40号音威子府バイパスは、早期の着手に向け、準備を進める。
 「新直轄方式による整備区間」の「抜本的見直し区間」の士別・剣淵ic〜士別市多寄間の12kmについても、早期着手に向け来年度引き続き、調査・設計等の準備を進めていく方針だ。

▲r40 名寄市深名こ線橋撤去工事 ▲r40 名寄市智南改良工事


●一般国道40号名寄市智南改良工事 ●一般国道40号名寄市名寄地区道路維持除雪外工事
橋本川島・中山・国策 経常JV 株式会社ユニテック北土
●一般国道40号名寄市深名こ線橋撤去工事 ●一般国道275号美深町美深橋補修工事
株式会社岸田組 生駒・堀口・幌村 経常JV

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