建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年9月号〉

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一般国道236号帯広・広尾自動車道川西中札内道路の整備を促進

北海道開発局　帯広開発建設部　帯広道路事務所

▲止若橋外（止若橋）補修工事		▲幸福30号改良工事		▲幸福29号改良工事

　帯広道路事務所は、高規格幹線道路・帯広広尾自動車道のほか、十勝管内1市9町1村にわたる一般国道38号、236号、241号、274号の維持修繕、管理業務を行っている。
　平成17年度より、十勝管内の国道を3事務所（帯広・広尾・足寄）で維持管理し、同事務所の管理延長は平成16年度の約200kmから約300kmへ増加している。安全・円滑で確実な道路交通の確保が図られるよう、維持管理に万全を期すとともに、防災・震災対策事業を重点的に実施している。
　平成18年度の主な事業として、236号帯広・広尾自動車道、川西中札内道路の整備を促進する。これは、十勝圏の高速交通体系の向上と、農業、観光、輸送などの産業や人々の暮らしの向上を目指すものだ。帯広jct〜帯広川西icまでの約17kmについては平成15年3月、帯広川西ic〜幸福icまでの約13kmについては平成18年3月、それぞれ暫定2車線で供用を開始した。今年度は、幸福ic〜中札内icまでの約6kmの整備促進を図る。
　また、交通円滑化事業として、一般国道241号音更町木野市街の渋滞緩和を図る。241号帯広北バイパスは、帯広都市圏環状道路の一部にもなる全長12.5kmの道路であり、残る1.9kmの暫定2車線区間の4車線化を現在進めている。
　このほかに道路維持工事では、必要な区間で重点的な実施を図ることにより、コスト縮減を目指す。
　修繕事業では一般国道38号、一般国道274号で落橋防止対策を行う予定だ。
　その他、一般国道241号士幌町の協進地区、上音更地区において、車道部の舗装修繕とそれに伴う路肩拡幅を行っている。