建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年5月号〉

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緑ケ岡団地c棟の建設が進む

――多様なニーズに対応した住戸タイプを計画

北海道釧路市　緑ケ岡団地

釧路駅から東に約5kmの高台に位置する緑ケ岡地区は、高校や大学などの学校施設が建ち並ぶ文教地区であるとともに、公営住宅が建ち並ぶ閑静な住宅地である。
釧路市では賃貸住宅マスタープランに基づき、緑ケ岡団地a棟、b棟、c棟、d棟の計140戸を整備する計画であるが、17年9月からはC棟30戸の建設を進めている。構造・規模は、壁式鉄筋コンクリート造、5階建て、延床面積は2,755.83�u。住戸は3LDK―18戸、2LDK―5戸、2DK―5戸、車椅子住宅（2LDK）―2戸と、多様な住戸タイプを揃え、入居者の多様な世代・家族構成・身体状況に対応する。A・B・C・Dの4棟の1階は全てオール電化住宅（28戸）とし、建築物のエネルギー効率を高め、寒冷地域の環境に対する居住環境の向上に努めている。
　A棟、B棟は既に完成しており、C棟は平成18年10月の竣工を予定。D棟は平成19年度からの2ヶ年で工事を実施する予定だ。