建設グラフインターネットダイジェスト
〈建設グラフ2006年3月号〉
特集・UR都市機構

人と自然が融和した良好な居住環境を創造

【柏北部東地区・流山新市街地地区】

▲流体をイメージした柏たなか駅

千葉地域支社ではつくばエクスプレスタウンのうち、千葉県柏市の柏北部東地区、流山市の新市街地地区の一体型特定土地区画整理事業を進めている。

利根川沿いの1,200haと広大な田中調整池の緑豊かな田園地帯の南側に隣接し、地区から国道16号、常磐自動車道へのアクセス性に優れ、秋葉原まではつくばエクスプレスで36分の地区。土地利用計画にあたっては、柏市が平成8年に策定した「緑園都市構想」を基本に、地区中央部にある柏たなか駅周辺を中心とした、人と自然が融和し交流するまちづくりを目指す。新駅周辺では地区に隣接する柏北部中央地区、センター地区と役割を分担しつつ、主として地区内の生活利便に供する都市的機能を備えた駅前センターの形成を図る。幹線道路沿いには主として沿道利用型の土地利用を配置。また、住宅地については豊かな緑環境を生かした良好な居住環境を有する住宅地を計画する。土地区画整理事業期間は平成12年度〜28年度となっている。

新市街地地区は、「流山おおたかの森駅」から秋葉原へ約25分、柏へ約5分、常磐自動車道流山icも近く、都心からのアクセス性に優れている。同地区は流山市が平成元年に策定した「流山市都市基本構想」を基本に、良好な居住環境を有する住宅地の形成を目指す。駅周辺では流山市の新たな中心核として、商業・業務など多様な都市機能の集積と立地促進を図るほか、幹線道路沿いに沿道利用型の土地利用を配置する。また都心への近接性及び利便性を生かした住宅地を整備する。土地区画整理事業期間は平成11年度〜27年度となっている。

▲柏たなか駅周辺 ▲流山おおたかの森駅周辺 ▲流山おおたかの森駅周辺

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