建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2005年5月号〉

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沖縄県北部地域の活性化に向けて地域の基盤道路を整備

地域高規格道路では、許田I.Cと名護市街地を最短距離で結ぶ「名護東道路」を鋭意促進

内閣府沖縄総合事務局 北部国道事務所

▲恩納南バイパス4号橋
▲名護東道路
▲シールド機組立
北部国道事務所は、沖縄県の北部地域における直轄国道の改築事業および管理業務を所管している。
現在、同事務所が進めている主な事業は、地域高規格道路として国道58号名護東道路、一般道路の二次改築道路事業として、国道58号座津武防災、国道58号謝敷拡幅、宇良拡幅、恩納バイパス、恩納南バイパス、国道329号の宜野座改良、金武バイパス、石川バイパスの事業を鋭意促進している。
国道58号 名護東道路
名護東道路は、名護市大北から同市許田に至る延長8.4qの道路。
観光交通などによる名護市内の交通渋滞を解消するとともに、名護市を中心とする沖縄本島北部地域と、県都那覇市を含む中南部地域、広域交通拠点である那覇空港をネットワーク化する役割を担う。現在はトンネルのほか高架橋の建設が鋭意進められている。
国道58号 恩納バイパス・恩納南バイパス
豊かな自然に恵まれた美しい海岸線が続く恩納村は、夏場の観光シーズンには渋滞が頻発し、沿道住民の生活に支障をきたしている。また、この地域は沖縄トロピカルリゾート構想として開発が予定されるなど、今後ますます交通需要の増加が見込まれており、ゆとりある道路空間の整備を実施している。
国道329号 石川バイパス
国道329号の中間点にもなっている石川市は、地理的・地形的条件に恵まれていることから、沖縄県内のエネルギー基地として整備が進められている。また近年の宅地開発によって交通量が増加しており、随所で慢性的な交通渋滞を起こしている。
石川バイパスはこのような交通渋滞を緩和すると共に、将来の交通量に見合う道路網整備計画の一環であり、平成14年度に県道6号線〜終点を暫定2車線で供用、15年度に起点〜県道6号線を完成4車線で供用している。現在は、全線4車線供用に向け、工事を促進しているところだ
沖縄のみちづくりに貢献する精鋭企業群
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