建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2003年12月号〉

都市基盤整備公団

都心への良好なアクセスを活用した住宅都市を形成

三郷中央地区・八潮南部中央地区の土地区画整理事業が進捗中

埼玉地域支社

▲三郷中央地区
都市公団埼玉地域支社は、つくばエクスプレスの建設に合わせ、三郷中央地区と八潮南部中央地区の一体型土地区画整理事業を行っている。

三郷中央地区

東京都心から北東へ約20km、JR武蔵野線三郷駅より南東へ約2km、三郷市のほぼ中央に位置する三郷中央地区は、三郷市のファイブ・ハート・タウン構想のひとつである「ウォーターステージタウン」として、総合的な中心市街地の創出を目指している。
現在は農地、住宅地のほか、一部に工業地も混在している。地形は江戸川、中川の後背低地にあり、標高1〜3mのおおむね平坦な地形で、道路は地区内を南北に市道幸房高須線、市道三郷谷口線、および県道上笹塚谷口線があるほかは一部に幅員9m程度の数路線がある。
事業にあたっては、つくばエクスプレスの新駅「三郷中央駅」を中心に三郷市の新たな市街地を形成する。一般の住宅地に加え、商業・業務機能を強化した土地の有効利用を図り、水と緑を活かした人にやさしいやすらぎとうるおいのあるまちづくりを計画的に行う。現在はメインの事業として、調整池の整備が進捗中だ。
八潮南部中央地区
八潮南部中央地区は、東京都心の北東約15km、埼玉県東南部に位置する。八潮市は中川の後背低地にあり、標高1〜3mのおおむね平坦な地形となっている。草加駅からは約4km、綾瀬駅から約6kmに位置し、各駅からはバス、首都高速6号線の八潮ランプが地区に隣接。昭和30年代の土地改良事業を経て、平成8年5月市街化区域に編入された。現在は農地、住宅地、工業地が混在している。
道路は地区内を南北に主要地方道松戸・草加線(幅員11m)が縦貫しており、その他の道路の多くは幅員6m未満となっている。
八潮南部中央地区には八潮市で初の鉄道駅として八潮南部地区に「八潮駅」が建設される。事業にあたっては将来の市の拠点となる新駅を含む都市を形成する。
まちづくりのキーワードは「工房・住宅都市」で、都心に近接した立地条件と工業やものづくりの技術的・人的な蓄積を活かし、身の回りの生活環境を重視しながら「生活・暮らしと産業・仕事が共存するまち=工房・住宅都市」づくりを目指す。
▲八潮南部中央地区イメージ図

●三郷中央地区 新和調整池工事/鹿島・佐藤jv ●八潮南部中央地区 4-1工区外整地他工事

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