建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2003年12月号〉

都市基盤整備公団 千葉地域支社

学術・産業・文化の交流拠点として人と自然が融和・交流するまちづくりを進める

地域の特性を生かして住む人の故郷となる街を目指す

千葉常磐開発事務所


▲柏北部東地区の現場の施工状況
都市基盤整備公団千葉地域支社・千葉常磐開発事務所では、柏北部東地区と、新市街地地区で土地区画整理事業を行っている。
これは第5次首都圏基本計画(平成11年3月)において、柏市を中心とする区域が業務核都市として位置づけられ、つくばエクスプレス整備の進展による交通結節点としての優位性や、工業・商業などの産業集積を活かすとともに、つくばエクスプレス沿線地域や柏都市部などを中心に首都圏における学術・産業・文化の重要な交流拠点として整備を進めるものである。

柏北部東地区(柏市)
柏市では市域を北部、中央、南部の3つの地域に区分し、それぞれの整備構想をまとめ、北部地域については「緑園都市」と位置づけている。
事業にあたってはこれまで地域で培われてきた郷土の歴史や生活・文化と調和を図った整備を進める。柏北部東地区の土地利用の現況は、全体の7割が農地、山林・原野となっている。地形は大半が台地部であり、低地部も3ヶ所存在している。事業は地域の特徴を活かしながら先の『緑園都市構想』に基づいて人と自然が融和・交流する新駅を中心とした新たなまちづくりを目指す。
新市街地地区(流山市)
つくばエクスプレスと東武野田線の結節点に位置する新市街地地区は、流山市の中心核として、平成12年の「流山総合計画」の中に位置づけられている。
土地利用の現況は、山林・原野、農地などが8割を占めているが、東武野田線の豊四季駅及び初石駅から徒歩圏に位置することから、一部宅地化(スプロール化)が進んでいる。事業では商業・業務・文化機能等の導入により、個性溢れるセンター地区づくり、地域の貴重な環境資源を生かした良好な市街地形成のため、計画的な都市基盤整備を行う方針だ。
●新市街地地区A-4街区外排水他工事

東京支店/東京都板橋区本町10-15
TEL.03-3963-8471

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