建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2003年8月号〉

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賑わいと潤いのある街づくりへ

都市基盤整備公団　神奈川地域支社　主な整備事業

アーベインビオ川崎（旧川崎大宮団地）

都市公団神奈川地域支社は昭和32年に管理開始した川崎大宮団地の建替事業を進めている。
建替に当たっては隣地地権者との土地交換によって先行的に交換用地に建替後住宅が建設され、仮移転をすることなく効率の良い建替事業を行っている。生まれ変わった団地の名称は「アーベインビオ川崎」。英語で都会的を意味するアーベインとドイツ語で生き物を意味するビオトープとの造語にこの街の願いが込められた。
建設に当たってはヒートアイランド現象の緩和等都市環境を改善するため、屋上にビオトープなどを設置した、緑豊かなオープンスペースがつくられる。既に、一部の住棟では新しい生活が始まっており、35階建ての超高層住宅は今年10月に募集。来年の2月の入居を目指す。