建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2002年12月号〉

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■現在、横浜市が整備を進める主な住宅

緑豊かな三ツ境に4階建住宅を3棟整備

一団地認定及び市街地環境設計制度を活用し、敷地を有効利用

三ツ境住宅(第2期・第1〜第3工区)

三ツ境住宅では現在、第2期目の整備が進められている。
建設地は横浜駅から西方に約10km、相模鉄道三ツ境駅より徒歩で10分の位置にある。周辺は1戸建て住宅が中心の住宅街。南側には歴史的な建造物を保存する長屋門公園があるほか、残存緑地が多く、緑豊かな環境にある。
第2期の計画敷地は約14,000平方メートルで、第3期の計画地(約12,000平方メートル)に隣接。丹沢・大山方面の眺望が利く丘陵部、東から西に向う斜面となっており、本事業で造成した地区内幹線道路からの眺めは良い。

新住宅は、既存住宅の小規模な区画を統合し、宅地造成協議により区画形質の変更を行い、敷地を一体化した上、道路、公園等の公共施設整備を行った。建築計画に際しては、一団地認定及び市街地環境設計制度を活用して有効な敷地活用を図り、公開空地を設ける。
住棟は、東西に長い敷地にrc造4階の住宅棟を3棟配置。1号棟・31戸、2号棟・36戸、3号棟・40戸、合計107戸を供給する。

また、付属施設として、集会所、駐車場、駐輪場、公園、幼見遊園地、遊水池も設置する。
現在は1階部分の工事が行われているところで、竣工は平成15年10月の予定だ。


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