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東京工業大学は、平成14年9月の竣工を目指してⅠ期工事に引き続き、「金属・有機材料研究実験棟ⅱ期工事」を鋭意進めているところである。
建設地は、東京都目黒区大岡山2-12-1の同大学構内。敷地面積 平方メートル、建築面積591平方メートルでＩ期工事の建築面積526平方メートルと合わせて計1,117平方メートルとなる。構造・規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建、延床面積4,751平方メートルで、Ⅰ期工事の延床面積4,628平方メートルと合わせて計9,379平方メートルとなる。
この施設は、大学院施設の狭隘化を解消するだけでなく、同学で推進している「創造的・先導的学術研究」、「想像豊かな人材の育成」、「産学の連携協力」、「国際交流」等を支援するものとして最大限に活用する。
一方、ゾーニングは学科別にするため、4階までを有機材料工学系、5階より上を金属工学系として、教官室・研究室を南側、大空間の講義室及び日差しの影響が妨げになる実験室を北側に配している。
このほか外観は、周囲における最近の建物と調和させてアイボリー系の小口タイル張りとし、圧迫感を軽減するためルーバーや避難用バルコニー等を曲面で構成するなど柔らかなデザインとしている。
完成は、平成14年9月の予定。