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JR伊野駅から西へ1.5km、国道33号に近接して建設される伊野税務署。瓦葺きの屋根に漆喰壁を取り入れ、伝統的なまちなみをモチーフとした外観とし、地域のまちなみ形成に先導的役割を果たす施設づくりを目指している。
外部空間では、建物正面に「まちかどスペース」を設置。正面入り口付近の一角をまちとのふれあい空間と位置づけ、伊野町の案内や税務署情報の発信を行い、施設利用者や近隣住民に開かれた施設として親しまれるよう配慮する。
また建物内部では、ホールを一部吹き抜けとし、天井仕上げに一部木材を使用し、ゆとりと潤いのある空間を提供する。
道路に面した敷地境界には、歩道帯も設置。歩行者の安全確保にも配慮している。
<施設概要> | |
建設場所 | 高知県吾川郡伊野町幸町5 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 3階建 |
敷地面積 | 約1,600平方メートル |
建築面積 | 約630平方メートル |
延床面積 | 約1,400平方メートル |
電気設備 | 電灯・動力・受変電設備 |
機械設備 | 空調・給排水設備 |
エレベーター設備 | 油圧式エレベーター13人乗り |