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都市計画道路「弁天線」は、交通の拠点であるjr新潟駅南口と広域交通である北陸自動車道の新潟亀田インターチェンジを結ぶ新潟市の基幹都市施設で、同路線の建設事業は「交通量緩和」とワールドカップサッカーを開催する「新潟スタジアムへのアクセス道路」としての対策事業として進めているものである。
同事業に伴う「弁天橋」の4車線供用は平成13年3月28日に実現をしたものの、まだ2車線の現道があることから一日当たりの交通量は約2万6千台にも上り、2車線の交通量を大幅に越えていた。朝夕の通勤通学はもとより、日中でも交通渋滞が発生している現状や、さらには、2002年6月のワールドカップサッカーが新潟スタジアム(ビッグスワン)で開催することで、弁天線は会場への主要なアクセス路線となるため、大会開催までには暫定的に車道を対面2車線ずつの4車線で通行できるよう整備を鋭意進めている。
弁天線では、笹出線(県道新潟黒埼インター笹口線)から約2kmの区間で既に完了しているところもあるが、「電線類地中化」を行い景観への配慮や歩行者・自転車等が安全で快適に利用できるよう整備を進めている。
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▲供用した弁天橋 |