interview (1997/1)
国土の均衡ある発展、地域の個性や独自性を伸ばし多様性のある国土の形成をめざして
地方の高度情報化、U・J・Iターンの促進・定着
国土庁地方振興局長 鈴木正明 氏
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鈴木 正明 すずき・まさあき |
昭和19年生まれ、東京都出身、東大法卒 |
昭和42年自治省採用 |
昭和47年北九州市企画課長 |
昭和49年鳥取県地方課長 |
昭和50年同財政課長 |
昭和52〜58年自治省公営企業第一課、行政課、振興課、総務課の課長補佐 |
昭和58年山梨県総務部長 |
昭和60年自治省財務調査官 |
昭和61年同福利課長 |
昭和63年北海道総務部長 |
平成 2年自治省会計課長 |
平成 3年北海道副知事 |
平成 5年自治省大臣官房付兼審議官、同公務員部長 |
平成 8年現職 |
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かつて横路道政下で北海道総務部長、副知事を務めた鈴木正明氏が、自治省公務員部長から国土庁地方振興局長に就任した。北九州市や鳥取県、山梨県への赴任経験もあるが、北海道の地方自治体にとっても馴染みの深い人物だけに、地方振興策を担当する同局トップへの就任には強い関心が持たれている。現在、国策としての公共投資は、産業基盤から生活基盤、そして情報基盤へと比重が移されつつある。これは都市部重視・地方切り捨てとも見えるが、鈴木局長は「むしろ、地方からの情報発信がこれからは重要。したがって、地方ほど情報基盤の整備は重点的に行われるべき」と力説する。一極集中の煽りを受けて、過疎化、高齢化が進む地方の今後は、鈴木局長の行政手腕にかかっている。同局長に地方振興に向けての国土庁の政策と、自治体へのアドヴァイスなどを語ってもらった。
【インタビュー内容】
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