建設グラフインターネットダイジェスト

〈建設グラフ2006年1月号〉

interview

全国ベスト5のコスト縮減とともに地域経済にも大きく貢献する森吉山ダム建設事業

国土交通省 東北地方整備局 森吉山ダム工事事務所長 山内 芳朗 氏

山内 芳朗 やまうち・よしろう
平成8年10月建設省東北地方建設局 河川部河川計画課補佐
平成12年4月建設省東北地方建設局 北上川下流工事事務所副所長
平成14年4月国土交通省東北地方整備局 河川部地域河川課長
平成16年4月国土交通省東北地方整備局 森吉山ダム工事事務所長(現職)
平成17年3月22日に鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併した北秋田市の旧森吉町地内で、森吉山ダムの建設が進んでいる。米代川の治水や洪水対策だけでなく、様々な技術的実験フィールドでもあり、同時に地域にとっては経済活動の大きな起爆剤であり、さらには環境、観光開発の資源としての機能も持つなど、多面的な価値を持った社会資本だ。その建設事業の陣頭指揮に当たる山内芳朗森吉山ダム工事事務所長に、事業計画と工事の特色、工事に関連する様々なエピソードを語ってもらった。
▲森吉山ダム完成予想図
――森吉山ダムの計画の経緯と現在の整備状況を伺いたい
 山内 
米代川の治水事業は、国の直轄事業として昭和11年から改修工事が行われてきましたが、昭和47年7月の大洪水を契機に米代川の改修計画が見直しされ、併せて洪水から流域の人々の生活を守るダム建設の気運が高まり、米代川流域の治水計画の一環として森吉山ダムが計画決定されました。 このダムは、昭和48年4月の当初は「阿仁川ダム」として実施計画調査に着手し、ダム建設に係る環境影響評価の実施などを経て、昭和63年2月に「森吉山ダムの建設に関する基本計画」告示に到りました。このときに、当時の森吉町議会はじめ地元の要望にお応えし、ダムの名称を「森吉山ダム」と決定しました。 平成3年6月に地権者の皆様のご理解と御協力により、「森吉山ダム建設事業に伴う一般補償に関する協定」の締結と基準の妥結調印ができました。そうして平成8年7月に水没地に存在する200戸、全戸の移転が完了しました。 工事としては、平成3年度より貯水池内の工事用道路造成に着手し、平成6年度より付替道路工事を開始しました。 以降、平成9年6月に仮排水路工事に着手し、平成15年度に完成しました。完成に先立つ平成14年3月、ダム本体工事の契約を締結しました。 工事の進捗状況としては、フィルダム盛立が約60%、洪水吐コンクリートが約80%、付替道路が約70%というところです。ただ、これから工事を始めるダムの管理用設備については、現在詳細設計を詰めているところで、その内の一部について今年度末に契約を目指し作業を進めています。
▲位置図・秋田県北秋田市   
――森吉山ダム建設事業による経済波及効果は、どれくらい見込まれますか
山内
ダム建設事業の効用は、本来の目的である治水・利水、新たな水辺環境による親水・レクリエーション空間の創出という直接的なものと、間接的なものとして、治水効果による安全・安心により沿川の資産価値の増加、ダム建設投資による社会経済の活性化などが考えられます。 ダム建設の第一目的である治水の効用は、遠く離れた下流域にもたらされるという実態であり、ダム建設の地元地域は、移転を余儀なくされたり、生活を改変されたりというデメリット(被害者意識)に比較し、メリットが少ないという意識を持たれています。 このような背景から、ダム建設のメリットの1つとして、森吉山ダムの地元、秋田県北秋田市森吉地区(旧森吉町)を中心に、ダム事業が与える経済波及効果について調査しました。 調査方法は、資材の調達など実際の取引に着目し、平成9年度から平成16年度までを対象に、受注業者、事業従事者、周辺自治体へのアンケート・聞き取り調査を中心にして、ダム事業費の流れを可能な限り追求し、算出しました。
――どのような結果が得られますか
山内
平成9年から16年度における発注総額は約605億円ですが、2次波及として受注企業が支払った経費(調達額)は約243億円。この合計848億円を波及効果推計額としてみることが出来ます。 このうち旧森吉町内企業は約17%の約144億円を占めています。発注額で見ると町内企業は71億円、町外の県内企業は33億円、その他には95億円となっています。このように、調査対象期間の年平均では約18億円の波及効果が旧森吉町にあったことが分かりました。
――雇用機会の創出も大きいのでは
山内
9年から16年度の間に、ダムに関する工事や埋蔵文化財調査などの業務に従事した人は、のべ805,819人です。このうち旧森吉町内では約265,500人で、年平均約33,200人となります。 これは、15年度の旧森吉町の就業者数が3,804人なので、単純平均では町内の全就業者が年に約9日間、ダム関連事業に従事した計算になります。
――森吉町財政への影響は
山内
旧森吉町提供の資料によると、15年度における旧森吉町の固定資産税(家屋、償却財産)、法人町民税収入の約6%は、ダム関連の税収入であることが分かりました。 こうした数値はアンケートや聞き取りによるものなので、さらに客観的な統計指標により検証してみました。 14年度の旧森吉町内総生産は約361万円/人で、秋田県内総生産約317万円/人の1.14倍となっています。 1人当たりの旧森吉町民所得は、秋田県平均や、北秋田郡平均とも減少傾向のなかで、ダム本体着工の13年度から急激に伸びており、14年度には県平均を上回っています。
――まさにニューディール政策のような分かりやすい効果が見られますね
山内
公共事業のフロー効果を疑問視する意見や報道も見られますが、ダム事業が地域経済に好影響を与えていることは、これらのデータが雄弁に物語っていますね。
▲平成17年6月4日森吉山ダム定礎式
――それだけ地域から期待される事業となると、祝典などもにぎわうのでは
山内
本年6月4日に、ダム建設工事の本格化を祝うとともに、悠久の無事を祈願して、「定礎式」を執り行いました。 地域密着型を目指す当事務所の方針のもと、地域住民の参加を得て、手作り感のある現地式典と会場式典が行われ、約600名の出席をいただきました。
――工事の内容、進め方について伺いたい
山内
フィルダム本体は、貯水池の水を止水するコアと、コアの流出を防ぐ保護層のフィルター、ダムの安定を保つロックの各々のゾーンからなります。基本的には現地、近傍にその材料を求めるわけですが、単体では品質上問題があったりして使えなかったり、一見同じように見えても、その強度が違っていますので、それらをうまく配置して無駄が少なくなるように各ゾーンを決定しています。 コア材は、ダム本体基礎掘削のうちの粘性土と、ロック材の原石山表土処理で出てくる廃棄岩で、これは凝灰岩や泥岩などで風化に対する抵抗が弱く、ダムのロック材としては使えないものですが、それをブレンドして用いています。止水性の高い粘性土に岩石を加えて、強度と施工性を満足させています。 フィルター材は、段丘堆積物という古い時代の河川砂利を使っています。ただ、この材料についても幾分の問題があるので、原石山のロック材をブレンドすることにより、保護層としての役割と必要な透水性を確保しています。 ロック材はダム本体を支えるゾーンであり、ダム全体ボリュウム585万m3の8割弱に相当する約460万m3になります。これほどの大量の岩石を確保するわけですが、岩質的に均一ではないため、風化に対して十分な強度と、地震などの外的な要因に対しても十分な締め固め密度が期待される外部ロックや、それより若干グレードが下でも問題のない内部ロックとにゾーニングしています。内部ロックについては、上流部と下流部に区別して、破砕帯などの材料も使えるよう工夫しています。 フィル堤体はこのように大量土工なので、他の大ダムと同様に大型建設機械が活躍しています。代表的な重ダンプについてみると、50トン級ダンプトラックが35台、30トン〜40トン級が4台稼働しています。当然のことながら、それらに組み合わされる積み込み機械も大きくなりますから、バックホウは10m3級、ブルドーザは90トン級などの大型機械が現場で活躍しています。かくしてフィル堤体関係だけで90台以上の建設機械が稼働しています。 今年と来年が盛立の最盛期で、今年の9月には1ヶ月間で約37万m3の盛立を行うことが出来ました。 一方、洪水吐は、コンクリート量が約14万2,000m3になります。量的にはダムコンクリートなので、現場内に骨材プラント、バッチャープラントを設けてコンクリート製造を行っています。 洪水吐の長さは464mと長く、高低差もあることから、ダンプトラックでコンクリートを運搬し、クレーンで吊って打設しています。コンクリート運搬にあたっては、低スランプで最大粒径が大きいことから通常のミキサー車では運搬が困難です。従来はダンプトラックに専用のベッセルを搭載して運搬するのが一般的ですが、森吉山ダムでは、ベルトコンベア搭載型ダンプトラック、通称“らくだ”を使用しています。 このダンプは、岩手県にある大志田ダムで開発されたものを、さらに森吉山ダムで改良を加えたもので、コンクリート製造設備から打設現場まで約1kmと、比較的長い距離で非常に有効に活躍しています。 洪水吐コンクリートは、本年9月の1ヶ月間で取水搭と合わせ約9000m3の打設を行いました。
――ダム本体施工監理試行は、どのように行われていますか
山内
森吉山ダムでは、堤体工事と原石山材料採取工事を分離発注しています。それは、技術的専門性の異なる工事を独立させることにより、技術的緊張関係や、技術的競争力が高まり、品質の保持、コスト縮減に向けた工事請負者の積極的な取り組みが期待できるからです。ここで生じる「工事の独立」と「施工の一体性」のトレードオフという新たな課題解決のため、監理試行業務を実施しています。材料を供給する側と、盛立あるいはコンクリート打設する側との工程調整、特に一箇所の原石山から同時期に複数の材料を採取する必要があるため、その調整には力を発揮してもらっています。 また、品質の確保という点からは、堤体基礎掘削面の確認を事前に行ってもらってから、最終的に基礎岩盤としての適否を「基礎地盤検査」として行っています。コスト縮減についても、現場で生じた設計変更に対応する場合などには、発注者、請負者と一緒になって「技術検討会」を開催し、最善策の決定に関わってもらっています。 我々職員の、国民への説明責任、あるいは広報活動など、従来の土木工事のみの対応だけでは済まなくなるような業務の多様化、それでいて限られた職員数といった現状の中で、今後このような監理業務においてモニタリングの結果を踏まえて中間とりまとめを行っています。
――技術面での特徴的なものはありますか
山内
森吉山ダムの原石山はダムサイトから上流約7.2kmにあり、基盤岩は新第三期・中新世・森吉沢層の凝灰岩、火山礫凝灰岩と安山岩からなり、貫入岩として一部粗粒玄武岩が分布する状況となっています。 これらの中から、コアブレンド材、内部ロック材、外部ロック材、コンクリート用骨材を同じ時期に採取する必要があるため、それらの切り羽を確保するのが非常に重要でありながらも、困難を極めるものでもあります。 結果として、原石山の芯の部分と表層近くを同時に掘削することで対応していますが、そこに到達するまでの掘削手順や、上下作業に伴う安全管理などは、施工者側はもちろん工事事務所も一体となって進めてきたところです。 フィル堤体の締め固め管理は、各々の材料とも採取地からブレンド段階まで非常によく管理されていますので、盛立現場では従来と同じ置換法によって実施していますが、新しい試みとして、震動ローラーに取り付けた加速度計のデータ解析による締固め度管理を試験的に実施しています。 GPSを用いた転圧回数管理も合わせて取得することにより、従来の点によるサンプルデータではなく、面としての把握が出来ます。また、それを積み重ねることにより立体的な処理が可能となります。まだ現場で試験を開始したばかりの段階ですが、盛立作業が休止となる冬期間に十分な検証を行う予定です。 ダム本体の工事以外では、付替県道工事の中に、貯水池を横断する橋があります。工事段階での名称として、貯水池横断橋と呼んでいますが、橋長350mのPC4径間連続ラーメン箱桁橋です。下部工は貯水池を横断することから、P1橋脚が57m、P2橋脚38mと高さが30m以上の高橋脚となっています。 P1、P2橋脚は、高橋脚の施工に優れた鋼管コンクリート複合構造・ハイブリッドスリップフォーム(HSF)工法を採用して施工しました。 鋼管コンクリート複合構造は、鉄筋コンクリート内部に鋼管を配置するとともに、PCストランドという高強度の鋼線を縦鉄筋の周りに巻き付けることで補強し、じん性・せん断耐力に優れた構造となります。また、主鉄筋を鋼管に置き換えることにより大幅な省力化が可能となります。 ハイブリッドスリップフォーム(hsf)工法は、鋼管コンクリート複合構造の特徴を活かし、鋼管からつり下げられた型枠装置を移動させることで、施工の省力化、工期短縮が図れるものです。
――技術的な工夫によって、コスト面でも高い成果を得ましたか
山内
洪水吐の仕上げ掘削において、従来工法だったピックハンマ人力掘削工法からツインヘッダ機械掘削工法に変更したり、岩盤仕上げ掘削の機械化によって、22.2%のコストカットに成功し、全国のコスト縮減率の高い事務所の中でも5位のランクに入りました。 15年3月に国土交通省は、公共工事のすべてのプロセスを、コスト面から見直す「公共工事構造改革プログラム」を策定しました。これに基づいて、東北地方整備局がまとめた16年度のコスト縮減実施状況の調査結果によると、局全体としては発注工事費2,485億円に対し、262億円が縮減され、10%の縮減率となりました。 中でも、最も高かったのは岩手河川国道事務所の31.2%で、これが全国1位です。東北管内では、私たちがそれに続いて22.2%で、全国では5位ですから、健闘した方だと思います。人力作業を機械化したお陰で、13億6,300万円だった岩盤仕上げ掘削費が、3億400万円分が縮減され、10億5,900万円に抑制できたわけです。
▲工事中の森吉山ダム・空撮
――その他に、工事事務所としての取り組みの中で苦労した点は
山内
ダムが建設される小又川・阿仁川は、夏の鮎釣りに代表されるようにたくさんの人が集まってくる水域です。その方々が地元に及ぼす経済的効果も大きいものです。その清流小又川・阿仁川に、如何に工事現場から濁水を発生させないかが課題です。 骨材プラントやコンクリートプラントでの濁水処理は当然ですが、掘削現場や7kmもある工事用運搬路からも直接河川に濁水が流れ出ないよう、全て沈殿池や濁水処理設備に集めて処理してから河川に流れるようにしています。技術的には単に水を集めて流すだけのことなのですが、原石山からダムサイトまでの広い範囲から水を漏らさないようにするというのは、結構難しいものがありました。 これについては、地元から公募で選ばれた「森吉山ダム工事環境保全住民モニター」の方々の協力もいただいています。日頃の生活の中で気づいた点や定期的な現場パトロールを通して提言していただくことにより、地域の方々とのコミュニケーションと信頼関係を築いていけるよう努力しているところです。 技術的な面からは、基礎掘削を進めていく上で、事前の地質調査に基づく施工計画では予期できなかった地山の変状などがありましたが、これらはダム工事を進めていく上では特に珍しいことでもなく、兆候をよく見極めて迅速に対応することによって、大きな事態に到ることなく解決できています。
――これからの事業計画の方向性、課題は
山内
米代川流域の治水計画という点からは、「米代川水系河川整備基本方針」が平成14年4月に制定され、それに沿って整備に関する具体的な計画として、「米代川水系河川整備計画」が平成17年3月に定められました。これらの中で、森吉山ダムは大きなウェイトで位置づけられ、完成のあかつきには洪水調節、渇水対策としても大きな効用を発揮することになります。 ただし、計画の全てを森吉山ダムで実現するものではないので、併せて河川整備を進めていく必要があります。 森吉山ダム自体についてみれば、洪水調節方式は「穴あき自然調節方式」というもので、洪水の流入に対して無操作で対応するものです。誤操作による人災というものは全く起こる心配のないものですが、洪水が過ぎた後、ダムに貯留された水が引き続き自然に流れ出てしまいます。この貯留された水を有効に活用することが出来ないかを考える必要があると思います。 ダム操作規則にも関することなので、今すぐ結論が出なくとも、将来弾力的に運用できるような施設を残すよう、計画を進めています。具体的には、試験湛水時の常用洪水吐閉塞ゲートを、恒久施設として利用できるような方策を考えています。
――森吉山ダムを資源とした地域での有効利用、将来像は
山内
森吉山ダム周辺地域は、豊富な自然や歴史、観光資源を持ちながら、近隣の有名観光地と比較しても、そのポテンシャルを十分に活かしているとは言えません。 ダム完成後を見据えた地域の活性化、ダム周辺整備が求められますが、それら全てがダム事業者が出来るものではなく、仮にダム事業で実施したとしても、将来の活性化につなげていくのは困難と思われます。 こうしたことを踏まえ、将来を見据えた周辺整備のあり方、管理・運営のあり方など、森吉山ダム周辺の自然、文化、歴史などの地域資源を利用・活用した周辺利用計画策定のため、関係行政機関・自治体に加え、有識者、各分野の専門家を交えた、「森吉山ダム周辺利用計画(仮)癒しの森吉湖畔づくり検討会」が設立され、検討を進めていただいています。 そうした取り組みについては、地元紙である秋田魁新報8月31日付夕刊で、秋田大の清水浩志郎名誉教授が、期待を寄せてコラムを掲載されています。自然環境の中を歩き、自然と接することは、癒し効果を人間に与え、心身障害者や知的障害者にも医学的効果があるとのことで、それに最適な条件が森吉山ダム周辺には揃っていますが、工事が終わると廃れてしまう地域も多いことから、早いうちから地域活性化対策を検討すべき、との主張です。その意味では、我々が着手している「癒しの森吉湖畔づくり」の計画を期待して下さっているとのことです。 こうした取り組みを進めていくためには、まず森吉山ダムを知っていただくことが重要です。森吉山ダム広報館・モリトピアを活用した「森吉山ダム公開セミナー」や工事現場見学会などを通して積極的に広報に努めています。我々が主催するだけでなく、民間の方が主催するイベントにも積極的に参加して機会を活用させてもらっています。 例えば、地元の花火大会にダムコ−ナーを設けてもらったり、森吉山の自然を愛する会・美しくする会が主催する森吉山クリーンアップ活動に、事務所職員や施工業者も参加して交流を深めたりしています。また、地元教育委員会が実施した中学生の体験学習会に、ダム見学コースを組み入れてもらったりしています。
▲森吉山ダム広報館「モリトピア」
――森吉山ダム広報館・モリトピアも活躍していますね
山内
ダムサイト右岸を県道が通過しており、一般の方々の目に触れる機会が多いことから、森吉山ダム建設工事の情報を提供し、ダムの役割や効果を多くの皆様に理解していただくとともに、流域の自然や歴史・文化・風土などを知ることができる学習施設として、森吉山ダム広報館「モリトピア」を平成14年9月に開館しました。 お陰様で、既に12万人の来館者を迎えています。




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